甲斐奈神社は500年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。この神社は甲斐国の開拓に際し、甲斐奈山(現在の愛宕山)の山頂に「白山大神」を祀るところから始まり、それ以来甲斐国を見守る神として尊崇されてきました。その後、16世紀になると武田信玄の父である信虎公によって、築城の時に愛宕山(元宮)から大きな御神木を目印に、現在地(甲府市中央3丁目)に遷座されたそうです。その後16世紀末の甲府城起工の際に新たに東部守護神として浅間大神を併祀(同じ神社に複数の神を祀ること)し、現在でも白山大神と浅間大神の2柱が主祭神として祀られています。そのほかにもこの神社には健康守護社、延命長寿社、境内守護社、学業成就社など様々な小社が置かれていて、これらのような末社(本社に附属する小社)が多く存在する神社は比較的珍しく、甲斐奈神社ならではの特徴になっています。

甲斐奈神社では積極的にイベントが開かれていて、年に7回ほどお祭りが行われ、屋台や参拝客で賑わっています。様々な神が祀られていてとてもおもしろいので機会があればぜひ一度参拝しに行ってみてください。

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