瑞泉寺は500年もの歴史を持つ由緒のあるお寺です。武田氏が山梨を支配していた15世紀の室町時代に、鎌倉にある足利基氏を奉る瑞泉寺に倣い、古府中(今の武田通り周辺)に創設されました。その後、武田氏が滅び徳川の時代になると、舞鶴城が築城され、併せて瑞泉寺も移築されました。城からみて東側に置かれたため、青龍山という号(お寺の称号)を持っています。また、水不足に苦しんでいた時、お寺の庭にある岩から龍が生まれ、水をもたらしたという言い伝えもあり、龍に所縁のあるお寺です。今の建物は1945年7月の甲府空襲によって焼失したのものの、1970年に再築されました。その時に移築された根津嘉一郎の別荘の一部は今でも使われています。
瑞泉寺では地域の拠点として、さまざまなイベントが開催されています。フリーマーケットやフラダンス発表会といった、一見、お寺に似つかわしくないイベントも行われています。是非立ち寄ってみてください!

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